調子が悪いあなたへ。沼から抜け出す方法!

トランペット
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みなさん、こんばんは!
トランペット奏者の中村駿介です。


先日、こんなツイートをしたところ、かなりの反響がありました。

楽器を始めたての中高生が陥りやすい沼。そこから戻ってこられなくなって、助けての声をよく聞きます。

一人で悩まずに相談できる大人がいるといいのですが…なかなかそこまで恵まれた環境にいる学生は少ないかな。

息が使えているか使えていないかが楽器を演奏する上で本当に大きなポイント。


今日のテーマは『調子の悪い沼から抜け出す方法!』です。


早速結論から話してしまいますが、調子が悪い状態から抜け出すには「息をきちんと使う」ことです!

え、そんなこと言われなくてもわかっている!
それができないから悩んでるのに…


という方。この「きちんと使う」ことにもポイントがあり、今から説明する3つのポイント(リラックス・ブレス・フロー)を抑えておけば、息をきちんと使うことができて、いろんなことがやりやすくなります。


今日のテーマ、悩んでいる方はぜひ明日から実践してほしい内容です!
それでは、解説をしていきましょう。

息を使うための3つのポイント


これは私の経験ですが、中学生の頃の僕は「息を使う」ということが全くと言っていいほど分かっていませんでした。


力任せになって、無理やり楽器を吹く時期が長かったのです。そのせいで上達もかなり遅かった。


もちろん楽器が好きだったので時間をたくさんかけて練習していました。今考えると

しゅんすけ
しゅんすけ

本当に時間を無駄にしてしまったなぁ

と感じます。


朝練も早くから行って、休日も居残り練習数時間は当たり前。あの頃に意識ができていたら…と思い返すと本当に悔しいですね(笑)


そんな僕が高校生3年生になって音楽大学を受験することになり、奏法を見直した際にこの3つのキーワードに出会いました。おかげで僕の人生は変わることができたのだと思っています。

リラックス


まずは、リラックスです。知らず知らずのうちに力が入っている人たちも多いのが現実です。私は大丈夫!と思わずに見ていってください。まず、力が入りやすいのは次の部分ですね。

  • トランペットを持っている左手全体
  • トランペットを持つ右手の親指と小指
  • 楽器を構えた時の肩から胸にかけての筋肉
  • 喉(のど)と舌(した)


それでは順番に見ていきましょう。

トランペットを持っている左手全体


楽器を持つのは基本的に左手ですが、ぎゅっと握りすぎると響きを止めてしまううえに、上半身全体が緊張してしまい上手く息が吸えなくなってしまいます。


手のひらを上に向けて、その上に楽器が乗っかる。それを軽く握っている。


そのぐらいで持てるとベストだと思います!

トランペットを持つ右手の親指と小指


右手は軽く添える程度。さっきもお伝えしましたが、楽器を持つのは基本的に左手です。


フックのある小指や親指で無理矢理楽器を握ってしまわないように注意。

楽器を構えた時の肩から胸にかけての筋肉


楽器を構えるときには力が入っていないのに、息を吸うと急に力が入る人はとても多いです!


試しに音を鳴らさずに、口の先を大きく開けて、深呼吸して楽器に息を入れてみてください。あら不思議、こんなにたくさん息が入るんです!


“余計な力”が入らないように、できる限り自然体で楽器を構えられるように心がけましょう。

喉(のど)と舌(した)


ここも楽器を吹くとなると、余計な力を入れてしまう方が多い!こちらは歌ってみると分かりやすいですね。


力を入れて歌うと、のどが痛くなります。音もこもった感じで良くありません。力を抜いて歌うと、のどの痛みも亡くなり、良い声が出るのではないでしょうか。


楽器でも一緒です!自分が良い声を出すときのような感覚でのどや舌をリラックスさせて息を使っていきましょう。

リラックス≠脱力


気を付けてほしいポイントが1つ。変にすべての力を抜く必要はありません。普段自然に使っている筋肉や、息を吐き出すための力は必要です。


「必要最低限の力で、自然に楽器を吹いている状態」がリラックスしている状態だと考えてみてください。

ブレス


この部分はみなさんが一番意識しているポイントだと思います。


しかし!ブレスを意識するがあまり、身体が固くなってしまい、自然な呼吸ができていない人を時々見かけます。


自然な呼吸を続けていくこと、その呼吸を大きくしていくこと。
そうやってたくさんのブレスが吸えるようになってください。


もう一点、注意したいことがあります。身体の動きではブレスがしっかりとれているかは判断できません!


呼吸を止めていたとしても、身体は動かすことができるからです。特別な呼吸法というのは絶対に必要ありません。強く息を吹き込むことも必要ありません。


ただ、自然な呼吸をたくさん使えるように意識していきましょう。

フロー


たくさんブレスが吸えていたとしても、この部分ができていなければ息が使えることにはなりません。


逆に言うと、この部分ができていれば、息のエネルギーをそのまま楽器に伝えることができ、あなたのパフォーマンスも最大限発揮されるでしょう!


フローには絶えず流れるようにといった意味があります。川が途切れず、常に流れているように。楽器の中にも息が絶えまなく流れるようにして演奏していきます。


ただ、息は見えないので、絶え間なく流れているかどうかを確認することはとても難しいです。紙に息を当てるトレーニングをお伝えしておきましょう。

息の流れを紙の動きを見て確認するトレーニングです。

  • 両手でA4の紙の上部を持って、顔の前に持ってきます。
  • 紙の中央を狙うようにして息を当て、紙を動かします。
  • 紙をだんだん遠ざけていき、同じように紙を動かすことができるかを確認します。


最初は全く紙が動かなかったり、動きにムラがあるはずです。慣れてくると、ずーっと紙に息を当て続けられるようになります。


そうなってくると、フローができている状態。その状態で楽器が吹けるように意識してみましょう。

他にも大切なことってあるんじゃ…


ここまで、息を使うためのポイントを伝えてきました。みなさんの中には

楽器の上達には熱意と忍耐が一番必要だ!

息よりも、アンブッシュアの方が大切なのでは?
アンブッシュアが悪いからだとずっと言われてるんです。

と疑問に思っている人たちもいるかもしれません。実は一昔前まではそんな風に言われていた時代もありました。


しかし、時代はすごいスピードで変わっています!


数年前にアメリカ人の先生のマスタークラスを受けた時のこと。アメリカでは楽器の演奏で起こってくる問題の中で、実に70%は息が問題である。ということが言われていると聞きました。


解決したい問題が10個あったら7個は息の問題で解決してしまうのです。


僕も実際に学生さんをレッスンさせていただいて、ほとんどの人に対して最初に指摘をするのが息の問題です。そして、これで解決してしまうことがほとんど。


残りの問題にもしあなたが引っかかったら…
ぜひ僕のレッスンを受けに来てください(笑)

本日のまとめ


繰り返しになりますが、楽器を吹くうえで一番大切なのは息です!


そして、息が使えているかを確認するポイントは3つ

  • リラックス(自然な体の使い方で)
  • ブレス(自然な呼吸で最大限のブレスを)
  • フロー(絶え間なく楽器の中に息のエネルギーを流す)

楽器の調子がなかなか良くならないなという人は、このポイントを明日からぜひ実践してみてください!


そして、あなたがもし沼にはまっていたら、コメント欄にどういう症状なのかを書いてみてください。僕からできる限りのアドバイスを送りたいと思います。


沼にはまらず頑張れているあなたも、練習している中で何か問題が起こったときはこの3つのポイントに立ち返って練習をすると良いと思います!


質問などがあれば、お気軽にコメントくださいね。


それでは、今日はこの辺で…

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